
年の瀬ですね。なんとなく気忙しい。
この時期になると各地で綺麗なイルミネーションに出会います。写真は世界一綺麗などと評されているパリのシャンゼリゼ通りのイルミネーション。
CA時代に何度か出会った光景ですが、時代とともに技術が発展し豪華になっているように感じます。
昔の慎ましい明かりもそれなりに楽しんでいました。
話は変わりますが、演出家の蜷川幸雄さん(79)が率いる高齢者の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」が、パリ市立劇場で舞台「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」(清水邦夫さん作)を上演されたそうです。
先日出張先大阪の滞在先Rホテルで珍しくテレビをつけ釘付けになってみてしまったドキュメントがありました。
同集団は昨年5月に初の海外公演としてパリ日本文化会館で「鴉よ―」を上演。これが好評を博し、19世紀設立の名門劇場から招待されたのだそうです。
平均75歳以上と聞いて驚き、画面に体が引き寄せられたのですが、年齢を感じさせない演技に満員の約千人の観客から熱烈な拍手が送られるのだそうです。
この演劇に出演されている最高齢の女優さんに魅せられました。セリフを覚えるのも目が見づらい、セリフをいおうにも耳が遠いのでタイミングが読みづらい、足腰は若い頃のようにいうことをきいてくれない。それでも、人生の全てを表現できる舞台があることに感激してしまいました。
平均年齢75歳、監督も79歳。老いを味方につけた命懸けにも思える演技は、迫力があり短い時間でしたが魅せられました。蜷川監督は、日本での公演練習中に肺に水が貯まり入院、初舞台もいらっしゃれないというアクシデントがありました。
このドキュメントを見ていて、監督もですが、この最高齢の女優さんにお会いしたいなと思いました。
人生を存分に楽しむ方の応援をしたいと心の底から思うのです。
公演情報 > さいたまゴールド・シアター『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』
舞台女優 重本惠津子さん