
ホットミネラルウォーターが発売される
など、じわじわ注目を集めている「白湯」。
白湯はアーユルヴェーダでは「完全な飲み物」
とされているとか。
というのも、この世界や私たち人間、動物
などあらゆるものは地水火風空の5つの元素
からできていると考えられているらしいの
ですが、水に火の質を加え、沸騰させて風の
質が加わった白湯は、この5元素を含んでいる状態にできるからなのだそうです。
アーユルヴェーダでおすすめしているのは、朝起きて歯(と舌も)を磨いたら、
まず白湯を飲むこと。顔を洗うように、白湯で体内を洗うイメージです。
カラダが温まり、お通じを促し、新陳代謝もUP!
ただし、熱すぎる白湯は朝には刺激が強すぎるので、適温に冷ましたものにしましょう。
冷ますときは水や氷を加えて急激に温度を下げるのではなく、自然に冷ますことが
ポイント。また、朝昼夕の食事とともに、カップ1杯の白湯を摂ります。
白湯は、やかんに水を入れて沸騰させたら、風の質を加えるためにふたを開け、
換気扇をつけて10分くらいぐらぐらさせたもの。朝に1日分の白湯を作り、水筒に
入れて保温しておくと便利です。
丁寧に作った白湯は、まろやかな味わいでくせになるおいしさ。
良いと聞くと、ついつい飲み過ぎてしまいそうですが、1日に800mlくらいまでを
限度にします。白湯には浄化作用があるので、飲み過ぎると食べたものの栄養素まで
流れてしまったり、胃液が薄くなって消化の妨げになったりすることがあるのです。
身近な健康法、お水にひと手間かけて代謝をあげてみませんか?